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Elixirとリチャードココのアコギ弦はマジで同じ音がするらしい

機材レビュー

こんにちは!この前ROUND1でクレーンゲームやったらブタメンが20個くらいぶわぁぁぁ!って落ちてきて周りからドン引きされました、イモコユウキです。余ったブタメンを子供連れの家族にあげたら子供めっちゃ喜んでくれたから結果オーライです。

ところで皆さんはリチャードココ(R.Cocco)っていう弦のメーカーをご存知だろうか。
アーニーボールやダダリオがサウンドハウスでほぼワンコインで買えてしまう昨今、コーティング弦でもないクセに楽器屋で買うと1セット1,000円近くするちょっと高めのエレキ/アコギ弦です。

何かのwebを覗いたときに、「Elixirの音とかなり近い」という話を目にしたので、今日は本当に似た音/同じ音なのかざっくり検証しがてらリチャードココについて書いてみました。

僕はよく冷蔵庫の中のものを腐らせたり、もやしの袋が水でパンパンになるまで放置したりと衛生という概念にかなりサディスティックな男ですが、ことギター弦に関してはちょっとでも錆びると生理的嫌悪感を示すタイプなのでElixirをここ5年位使ってます。

ELIXIR歴5年の僕なら、きっと違いを一発で聞き分けられるはず!

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R. Cocco (リチャード・ココ) とは


さて、さっそくリチャードココについて説明していきますよ!

老舗の弦メーカー

リチャード・ココは、1952年、世界初のエレキベースが発売された頃から弦製作ビジネスをスタートさせたそうです。ブランド名は、そのまま創業者 Richard Cocco Seniorさんから来ています。エレキ楽器黎明期からハンドメイドを信条に高品質な弦を作り続けているんですね〜

公式サイトによると

In the ambitious quest to create the ultimate quality, I made the most technological discovery in the string industry, the “HUMAN HAND” to enhance this discovery, I designed and built unique machines that can fully utilize the natural talent and sensitivity of the human hand. Richard Cocco Strings® are the result and expression of this combination, the furthest accomplishment of quality and performance.

cocostrings.com

ざっくり意訳すると、「究極の品質を求めた結果、1つ1つハンドメイドで製作することに辿りついた。製作者の才能と繊細な手のコントロールを生かすために、様々な機械やツールを開発/デザインを行ってきた。リチャードココ弦の品質と性能は才能ある製作者と、ユニークな機械のコンビネーションによって製作されています。」っていうことらしい。本当にハンドメイドなんだすごい!

リチャードココといえばこの赤いパッケージが目を引きますよね。「赤だから共産圏かイタリアかなー」って脳死しながらぼんやり考えてましたがやっぱりイタリアだった。リチャードココさんは1951年に渡米したイタリア移民だったそうですよ。

この赤いパッケージかっこよくない?そう思った方も多いはず♪

リチャードココ弦の評価

評価4.5近く、レビュー数33はシンプルに凄い

そんなリチャード・ココの弦ですが、サウンドハウスでの評価はエレキ/アコギ共にかなり高いです。決め手になっているのはスムーズな触り心地と透明感のある音だとか。例えばこんな評価をされています。

やはり上品、綺麗、高品質 っていう所が良いんだろうか

音に透明感って言葉にすると訳わかんないですが、恐らく細かく言語化すると「ローが出過ぎず、かつミッドからハイ周辺が強調された煌びやかな響き」っていうことだと僕は思っています。

個人的には、ギターケーブルのMOGAMI 2524もこの透明感が如実に出ているかなぁと思ったりします。

・ローが出過ぎない
・触り心地がゴワゴワせずにスムース
・ミッドからハイの音が抜けやすい

これらのことから

R.Coccoがハマりやすいタイプ
  • ブルースやファンクなどのルーツミュージック好きな方
  • Suhrみたいな中域で音作りしやすいタイプのギターを持っている方
  • ローをすっきりさせたい方
  • アコギ弦のごわごわ感が苦手な方

こんな方にはピッタリなのかも…??

実際に弦を張ってみた

1弦ずつ、丁寧にジップロックみたいなやつで個別包装されています。ハンドメイドという言葉が僕の琴線に触れっぱなしですよもう。「限定」と「ハンドメイド」はいつだって僕らの心を掴んで離さないんだよきっと。

少なからず空気に触れると風化して錆びついたりするのでこの気遣いは本当にありがたい。おいElixirさん、こういう所大事ですよ。

触り心地は下馬評通りで至ってスムーズ。普通の弦がタオル地だとしたらこれはベロア地ですね。

弾いてみた感じですが、音の方向性は後述しますが正直Elixirにかなり近いですね。ブラインドテストしたら分からないかもしれない…

因みに使用しているギターはCole ClarkのFL1ACです。

Elixirとどれくらい音が似ているのか

さっそくですが、2つの音源を聴いてみてください。
1つはリチャード・ココ、もう1つはElixirです。詳しい製品名は以下のとおりです。

  • R Cocco RC12A 6-String Acoustic bronze round wound 11-50
  • ELIXIR NANOWEB 80/20 Bronze Custom Light 11-52

この記事を書く前日にいきなりコンデンサマイクが突然死したので、残念ながらiPhone生録りです。

まずはELIXIR。

続いてリチャードココ。

どうだった?どう?

音の系統は結構似通ってる感じがしませんか?ただ、リチャードココの方がキラキラしたきらびやかな響きかな?と思います。こうやって録音したからちょっと違いが分かったので良かったですが、実際に弾いたときはぶっちゃけサッパリ違いがわかんなかった

また、手触りや弾きやすさについては大きな違いがありました!

リチャードココの弦は柔らかくてコードが押さえやすい印象なのに対してElixirは1~2ゲージ位上の弦弾いてるのかな、って思う位固ったいです。マジで同じゲージなのが信じられない位とにかく固いし痛い。チョーキングもとてもしんどい。

ただ、弦が固い分握力が強くて音がシャープしてしまう!みたいな悩みをお持ちの方にはELIXIRはピッタリかもしれない。

僕は左手の握力が20を切るくらい人間としてパワーが無いクソ眼鏡なのでリチャードココ派です。

リチャードココを使っているアーティストとその傾向

公式サイトの「OUR MUSIC」という欄を見ると、リチャード・ココ弦が使われた音源と思しき作品が箇条書きに書かれていました。

その中には

  • Greg Allman (Allman brothers bandの)
  • Roy Buchanan (白人ブルースギタリスト)
  • Donny Hathaway Live (コーネル・デュプリー / フィル・アップチャーチ)
  • Wah Wah Watson
  • Stevie Wonder 「Innervisions」(ディーン・パークス)
  • Richard Bona (ベーシスト。最近カールトンと二人でツアーしてましたね)
  • Victor Wooten (ご存知ウッテン)

のような名盤・名アーティストも多く含まれていました。
ていうかこのリスト更新されてるのかな…アコギ弦なのかエレキ弦なのかも記載無いので判断付けるのは少し危ないかもしれませんね♪

その中であえてアーティストや作品の傾向を見るに、やはりブルースやR&B, Soul関連の作品で使われている事が多いみたい。ブラックミュージック好きな人は理由がやっとわかったね!

最後に

さてさて、リチャード・ココ弦紹介、いかがだったでしょうか?弾いてみた所感としては、スムーズな手触りと柔らかい弦質がとても気持ち良かったです!音の方向性はELIXIRととても似てますが、リチャードココのほうがキラキラ感は多かったですね。

Elixirと音色がかなり似ているので、本番用にはリチャード・ココ練習用には長持ちするElixir、みたいな使い分けをするのも良いかもしれませんね!

Elixirの弦がめっちゃ固いのは「本番で楽が出来るから」と考えれば我慢できるかも…?皆さんの弦選びのヒントに少しでもなれば嬉しいです。

それではまた。

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