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ウルテムピックを弾き比べてみた

機材レビュー

こんにちは!ここ最近DAWを立ち上げるだけでmacが虫の息になっているイモコユウキです。

今日は最近SNSでよく見かける「ウルテム」という素材のピックについて弾き比べをしてみました!簡単ですが音声もあるので見ていってくださいね♪

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ウルテムってそもそも何だっけ

ポリエーテルイミド (英: polyetherimide PEI) はスーパーエンジニアリング・プラスチックの一種。ge社が開発し、ULTEMという商品名で販売。

wikipedia

なるほど、さっぱり分かんない。プラスチックの兄弟みたいな感じなのかなぁ、と思っています。ウルテムは人間の爪にとても近い素材であると評されているようで、普段爪を使って弾くアコギやクラシックギター使いの方曰く「爪とピックで音色の変化が起こりにくい」ということで使う人も多いようです♪

弾き比べ環境・選んだピック

前述の通り、僕のmacはかなり限界で、複数トラック録音するだけで音切れ起こす位脆弱なのでただのコード弾きの録画するだけでも鬼のように時間かかりました…

まずは録音環境からざっくりとご説明します。

  • ギター:momose ストラトタイプ(60’s)
  • インターフェース:Rubix 22
  • DAW:ガレージバンド
  • アンプモデリング:Transparent Preamp
  • キャビネット:ダイレクト

Fender系やMarshall系を使おうとも思ったんですが、こういうシンプルな音の方が過度に原音をデフォルメされないのであえてシンプルな音で録音しました。ちなみにガレバンのこのプリアンプ、クリーンカッティングの時とかものすごい使いやすいのでおすすめです。

そして今回比較に選んだピックは

  • DUNLOP 433R ULTEX SHARP 1.0mm
  • HISTORY H3GHP HARD (滑り止め付き)
  • ESP ULTEM 1.0mm
  • Dunlop Primetone™️ Jazz III Sculpted Plectra 0.88mm
  • Fernandes P-100UC Jazz III 1.0mm
  • Greco TOTALFAT Kuboty 1.0mm
  • Clayton Ultem US 1.20mm
  • Schecter SPJ-10-UL Jazz 1.0mm

こちらです!僕はジャズタイプを使うことが多いので、ジャズタイプかつ厚みが1.0mm周辺のピックを選ばせていただきました。

かるーくコード弾きした弾き比べ音声はこちらです!正直音声だけだと違いはかなり判別しづらいです。

弾き比べスタート!

DUNLOP 433R ULTEX SHARP 1.0mm

さて、まずはダンロップのこれ。すごーくよく見るドがつくスタンダードなピックじゃないでしょうか?唯一違うのは、ピックが当たる部分が文字通り少しだけシャープになっているのでソロを弾く人は使い易いと思います!

音の方向性はどちらかというとマイルド。アタックが前に出過ぎない感じがします。

ぶっちゃけ特筆するべき所は安い以外にあまり無いんですが、リハ中にピックケースごとどっかに落っことしても近くの楽器屋で同じものが補充できる、というのは正直めちゃくちゃ楽だな〜って思いました。

HISTORY H3GHP HARD (滑り止め付き)

島村楽器オリジナルのHISTORYピックです。これはおそらくほとんど全ての島村楽器に行けば手に入るので利便性もgood!こちらはダンロップよりもアタックがわかりやすく出る気がします。

HARDで、おそらく1.0mm弱じゃないかな…弾いてみた第一印象は「カッティングに向いている」です。

滑り止めが付いているのは本当にありがたい…! 一度剥がれ始めると速攻で滑り止めテープが剥がれて他のピックと見分けがつかなくなるので注意!

ESP ULTEM 1.0mm

どんどん行きます。お次はESPのウルテムピック!厚みはご覧の通り1.0mmです。こちらも音は割と抜けてくれる印象です。形はHISTORYと全く同じです。

このピックは結構すぐれもので、ESPのロゴが書いてある所が滑り止めになっています!しかも今の所このピックで滑り止めが剥がれたことは無いです。ちなみに0.88mmのモデルもあるんですが結構固めなのであまりピック自体のしなりはなさそう。

Dunlop Primetone™️ Jazz III Sculpted Plectra 0.88mm

いや名前なっが!これドリームシアターのJohn Petrucciのピックに似てる。ていうか多分同じシリーズ。

このピックは2つ特徴があって、1つは表面にブツブツの滑り止め加工がされていること。もう一つはピックの右側が斜めに切られていること。

オルタネイトピッキングで早いフレーズを弾く時や弦移動でアップピッキングが入る時のためなのか、右側が斜めに切られているのはアップピッキングの際にピックの通りを良くするため…じゃないかなと思います。

滑り止めもあって弾きやすく、適度にピックが曲がってくれるので一度試す価値はあるかもしれませんね♪

Fernandes P-100UC Jazz III 1.0mm

ちょっと疲れてきた。こちらは国産ギターメーカーFERNANDESのウルテムピックです。

一見してわかる通りかなりシンプルな作り。形はESPやHISTORYと全く一緒だし、厚みも一緒。ピックのサイド処理も一緒でシンプルにバサっと切ったものを細かい番手のヤスリとかで整形している感じです。

正直一番特徴無いんですが触ってみると「あれ、なんかしっくり来るかも…」みたいな不思議な感想が出てきちゃいます。表面処理があった方が弾きやすいと感じる方もいらっしゃると思いますが、逆にこういう特別な処理が無い方が合う人もいるはずです。

Greco TOTALFAT Kuboty モデル

タッピングや速弾きを駆使した、まじで現代のギターヒーローじゃないかと思うくらい上手いTOTALFATのkubotyさんシグネチュアピックです。脱退が残念だ…

これも表面にプリントしてあるだけでFERNANDESみたくかなり無骨な漢気溢れるピックです。なので説明もしづらいですが、強いて言えば全ピック中一番ピックがしならない(曲がらない)です。

早いフレーズを弾きまくるkubotyさんみたいなタイプのギタリストは結構ハマると思うし、kubotyさんがこのピックを使うのも頷けますね。

Clayton Ultem US 1.20mm

すみませんこれだけ1.20mmしか手持ちが無いので少し厚めです。手触りはDUNLOPのTORTEXみたいに、手汗を吸収?してくれるような質感です。

こいつはジャズタイプではないので先端が結構丸いです。だからなのか、音も少し甘めの音が出しやすい傾向にあると思います。

こういうザラっとしたピックは手汗かく人は滑り防止として持っておくと幸せになれます。逆に僕みたいな乾燥肌は持つとあさっての方向に飛んでいく恐怖と戦うハメになるのであまり良くないのかも…

Schecter SPJ-10-UL Jazz 1.0mm

ラストは、国産シェクターのウルテムピックです!厚みは1.0mm。固めで芯のある音だなーという印象でした。

ピックのしなりは Kuboty >> Schecter > Fernandes って感じで結構しなりません。Claytonと似ていて、手触りはサラサラザラザラ系。HISTORYやFernandesとは真逆のすりガラスタイプ。

だけどClaytonほどあからさまなザラザラじゃないというか、なんとも言語化しづらい所ですが僕は個人的に結構好きな部類だなーと感じました。速弾きは抜群にしやすいです。

イモコ的弾きやすいピックTOP3

長かった…他にもMONTREUXとかMaster8 (ウルテムじゃない…?)とかもあるんですが割愛しました。個人的に弾きやすかったと思ったピックTOP3を発表します!

3位 Schecter SPJ-10-UL Jazz 1.0mm

硬さと厚みのバランスなのか、芯のある音が出る印象が最後まで残りました。

正直触った感じは肌質によって好き嫌いが分かれるかもしれません。速弾きやアルペジオを多用するギタリストにはおすすめ!

2位 HISTORY H3GHP HARD (滑り止め付き)

シェクターよりもしなりがあるのでカッティングを弾く時もかなり楽に演奏できるのと、滑り止めが生きている間は最高に滑りづらいのが決めてになりました!

剥がれにくい滑り止めの開発に期待したい所です。

1位 ESP ULTEM 1.0mm

1位はこれ!滑り止めがずっと使えるのがシンプルにありがたい!

アルペジオやカッティング、ソロなどなど曲中で弾き方のバリエーションが多い場合でもこのピックなら対応しやすいんじゃないかなーと思います。

さいごに

さてさて、ウルテムピック弾き比べ、いかがだったでしょう?僕はというとクッソ疲れたし音聞いてもほぼ同じだし今すぐ酒かっ食らって寝たいって思ってます。

そんな話は置いておいて、各メーカーごとに手触りや音色/弾き心地などが同じ素材でも違うようですね。特に弾き心地というのはギタリストにとってとても大事な要素なので、ぜひ手にとって試してみていただけたらいいなーと思います。

最終的には自分の手と耳がピックを必然的に選ばせることになるのですが、比較対象が多いに越したことはありません。

因みに、Earth, Wind & Fireのギタリスト、アル・マッケイ氏は使う楽曲は場面に応じてピックを使い分けているようです。僕も楽曲や機材、録音環境に合わせてピックを選ぶ習慣をつけていますので、速弾き用はコレ!カッティングはコレ!ジャズはコレ!みたいな分け方をしてもいいかもしれませんね。

それでは。

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