どうもこんにちは、きとうゆうきです。
最近雨が多くて気が滅入りますね…
そんな時はギターグッズでも買って景気良くギター練習を捗らせたいところですね。給付金も入りましたし(ゲス顔)
今日は
ピックって何使ったらいいのかさっぱり分かんない
という方向けに、ピックを選ぶ判断軸についてお話したいと思います♪
今回は、ピックの形状と厚みに焦点を当ててお話します〜
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ピック選びの判断軸について
みなさんは普段、どんなピックを使っていますか?
僕は講師という仕事柄、ピックはいろんな種類のピックを沢山使ってきたし所持しています。よく無くしますしね…
個人的には、ピックは演奏する内容や狙いたい音で分けた方がいいと思います。ということで、早速どんなタイミングでピックを使うか考えてみましょう
演奏内容別に、弾き易いピックを紹介していきますよ♪
ちなみに、僕は1種類のピックをずっと使っている訳ではないです。
使うギター(アコギ/エレキ)や、演奏内容で微妙に厚みを変えたりして対応しています。
ピックは演奏する内容に応じて複数持っておくといいですよ☆
なお、ピックの素材について今回はお話しませんが、僕は「ウルテム」という素材がオススメ!ウルテムピックの引き比べも実施したのでみてみてくださいね☆
コードストロークしたい場合
コードストロークしたい場合は、おにぎり型のやわらかいピックを使うと練習が捗りやすいです☆
まず、コードをジャカジャカ鳴らす時ってピックに求めることってなんだろう?って考えるとわかり易いと思いますが、基本的に
ストロークの邪魔をして欲しくない
と思いませんか?
なので、自然と柔らかいピックに落ち着くと思います。
ピックの形はあくまで傾向になりますが、ジャカジャカ鳴らすタイプの方はおにぎり型のピックを選ぶ事が多いです。
また、ピックの厚みはメーカーによって表記が異なりますが
- ライトやエクストラライト
- 0.8mm〜0.6mm
こんな表記がピックに書いてあるものを選ぶとGoodです♪
- やわらかいピック:ストロークの邪魔にならないから
- おにぎり型:握り込み易く、ストロークするのに最適だから
- 厚みは0.8mm〜0.6mm位が目安◎
- ピックに「Light」や「Extra Light 」って書いてあるやつ
参考までに、条件に当てはまるピックは以下のようなタイプです。
ストロークもアルペジオも弾きたい場合
この項目は、アコギだけでなくエレキギターのプレイヤーどちらも当てはまる人がいるかな?と思います。
こちらは、結論から言うと1.0mm前後のミディアムピックを使うのがオススメです。ピックの形状はティアドロップでもおにぎりでもどちらでも対応できます。
確かにやわらかいピックはジャカジャカストロークを弾いたり、カッティングには適しています。ただ、アルペジオなど弦を1本ずつ弾く場合はピックがしなり過ぎて正確性が悪くなることがあります。
また、アルペジオの場合はピックが当たる面積の狭い「ティアドロップ(涙みたいな形)」のピックの方が弾き易い事が多いです。しかし、今回はコードストロークも考慮に入れないといけません。
なので、必要なピックの条件は
- アルペジオを弾ける程度に固く
- とはいえ、ストロークの邪魔になるほど固すぎてもNG
- 形状はアルペジオとコード両方弾いてみて合う方を選ぶ
となります。
- 若干柔らかい位のピック:柔らか過ぎず、固過ぎない
- おにぎり or ティアドロップ:アルペジオとコード両方に対応しやすい!と思った方を選べば◎
- 厚みは1.0mm前後
- ピックに「ミディアム」って書いてあるやつ
以下のようなピックがハマりやすいかな?と思います☆
rinker
rink
速いフレーズを弾きたい場合
ポップスでもロックでも、テンポの速い曲ってジャンルを問わず存在しますよね。ソロになるとテンポが速い分フレーズそのものも比例して早くなっていきます。
速いフレーズや速弾きがしたい方は
- 固めのピック
- ティアドロップよりもちいさい「ジャズ」タイプの形状
がおすすめです!
固めのピックが必要な理由は、速弾きをするに当たってやわらかいピックだとアルペジオの時と同じでピックがしなってしまうからです。
そして、「ジャズ」タイプの形状をオススメする理由は、ピックが当たる面積を少なくして摩擦を少なくする = 効率良く速弾きがしやすいからです☆
- 固めのピック:ピックがしならないように
- 形状は「ジャズ」タイプ
- 厚みは1.20mm以上が目安
- ピックに「Heavy」って書いてあるやつ
番外編:ジャズを弾きたい場合
ここまでで
- コードストローク
- アルペジオ
- 速弾き
向けのピックについてお話してきました。
最後に、ちょっと特殊ですがジャズ向けのピックについてお話していきますね☆
ジャズで使うピックは、用途がかなり限定されるので逆に使うピックも絞られてきます。もちろん一般論なので、人によって違うことも多少ありますが….
ジャズで使うピックは
- 固いピック
- 厚みはHeavy〜Extra Heavy
- 形状はティアドロップ or ジャズが主流
こんな条件であることが多いです。
ここまでで、ピックの固さが音にどう影響してくるのかあえて言及は避けてきましたが、ざっくりお話すると
ピックが固い程太い音が出る
というのが僕の意見です。
ジャズの、特にギターソロは太く甘い音を要求される事が多いです。
また、アルペジオのように弦を飛び越えてソロを弾くことがしばしばあります。
そのため、ピックが弦に当たる面は少なめ & ピックはあまりしならない方が使い易いという理屈になります。
そのため、まとめた条件は以下のようになります♪
- 固いピック:太い音を出したいから
- 形状はジャズ or ティアドロップ
- 厚みは1.2mm以上が目安
- ピックにExtra Heavyって書いてあるやつ
ジャズは、ピックも「ジャズ用」みたいなタイプが多いので以下におすすめピックを書いておきますね☆
ちなみに…
僕はダンドレアっていうピックが好きです!
参考までに、ダンドレアと普通のピックで音がどう違うのか、について録った動画を置いておきますね。
さいごに
今回はピックの選びかたについてお話させていただきました♪
最初にお話した通り、僕はピックは状況に応じて複数持っておくべきじゃないかな?と思います。
とはいえ、
- 普段どんなギターを弾いていて
- どんな曲を弾いていて
- どうなりたいのか
によって選ぶピックが変わってくるので、自分のプレイにマッチしたピックを選ぶと練習の効率は大きく上がりますよ☆
それではまた。