みなさんはカントリーミュージックをご存知だろうか。カントリーミュージックは得てしてとんでもないBPMの楽曲が多く、8分音符を連続して弾くだけでそれはもう短距離走並のスタミナの削られ方をするげに恐ろしき音楽です。
また、ピックを持ちながら右手の中指や薬指を駆使してピックだけでは物理的に不可能なレベルの速さで演奏出来たり、演奏にアクセントを加えたりとかとかとか・・・軽快なサウンドに反してギタリストにサディスティックなジャンルだったりします。今日はそんなカントリー素養を備えた超絶うっまいプレイヤーの紹介です♪
どうもこんにちは!きとうゆうきです。
ということで、今回はGreg Koch (グレッグコック)についてお話していきますよ♪彼の演奏スタイルから機材までざっくりご紹介したいと思います。
上手すぎて聞くたびに爆笑必至です
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Greg Koch 人物紹介
それではざっくりとGreg Koch氏について紹介していきたいと思います。
Greg Koch ヒストリー
まず、年齢などのプロフィールについてご紹介です。
Greg Koch は1966年6月23日生まれの現在53歳。
出身地は米国はウィスコンシン州、Koch家の7人兄弟の末っ子として生を受けたとのこと。ウィスコンシンというと五大湖やカナダにかなり近い、平たく言うとクッソ寒い。
てっきり南部出身のカントリーおじさんと思ってた
しかもGregおじさん、意外にもウィスコンシン大学スティーブンスポイント校でジャズパフォーマンスを選考、卒業していたみたい!確かに彼のプレイには素晴らしい雑味と「ウィットに富んだ知性」が同居しているのを感じていたんだけど、そういうことか!
キャリアのスタート
おそらくウィスコンシンエリアでライブやセッションを積み重ねたというのも間違いなくあるでしょうが、wikipediaによると1989年の「Bluesbreaker Guitar Showdown」というギターコンテストに優勝したという記載がありました。
なんと審査員はブルースレジェンドのBuddy Guyだったとか!
最近こういうコンテスト系少ないですよね。もっと増えて欲しい!
数多くの教則本をリリース
1995年にギターメソッド本をリリースしてから現在に至るまで、特に2000年代〜2010年代で数多くのギター教則本をリリースされています♪
主に米国でメジャーな教則本系の出版社「Hal Leonard」から出しているみたい。日本で言うところのリットーミュージックみたいなもんなのかな?
因みに、Wildwood GuitarsのYoutubeチャンネルでもギター紹介動画のデモ演奏をされています。
プレイヤーとして凄まじい上に説明も上手でコミカル、見る人を飽きさせないですね!
シグネチュアアンプやギターをリリース
これ、一流ギタリストの一つのバロメーターみたいな感じしますよね。
Greg Kochの場合は、ギターはReverend Guitarsからテレキャスタータイプのシグネチュアギターを、アンプはなんと同性の「Koch」からシグネチュアアンプをリリースされています
因みにアンプメーカーKochはオランダ発なので縁もゆかりもないそうです
Fishmanからシグネチュアピックアップをリリース
このピックアップについてずっと話したかった!これマジですごい。
FishmanのFluence Pickupというラインから出ている「Gristle Tone」っていうピックアップを出しています。
テレキャスター用のシグネチュアピックアップなんですが・・・要点をまとめると
- ハムキャンセリング構造
- にもかかわらず音色は至ってストレートなテレキャスター
- トーン可変域がとても広い
- プッシュプッシュボタンでボイシングを変えられる
- ボタンOFF:60’s の深みのあるトーン
- ボタンON:50’sのよりミッド強めのカリッとしたサウンド
- 充電式バッテリー内臓、300時間連続演奏可能
- Vol, Tone含めたサーキット全体が付属してくる
こういうボイシングを変える、っていう話になるとどうしても電池を内臓したりプリアンプが入ることが多いですが、「Gristle Tone」はパッシブ構造のままでボイシングを変えることに成功しています♪
実際の音は・・・本人が演奏してくれている動画があるのでみてみましょう☆
これ欲しい!マジで欲しい!
さいごに
今回は超絶カントリーおじさん(勝手に呼んでいます)ことGreg Kochについて紹介させていただきました☆
もしGreg Kochに興味を持ってくださったら、是非Youtubeで検索してみたり、教則本を探してみることをおすすめします☆
個人的に刺さりに刺さったのがFishmanのGristle-Tone Pickupかなぁ・・・調べれば調べるほど欲しい物が多くなっちゃうよどうしよう笑
それではまた次回。