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録音練習のススメ

皆さんは練習している時に、練習しているフレーズやコードなどの録音をしているでしょうか?

こんにちは、きとうゆうきです♩今日は練習する時にあわせて実施できて、しかも練習の効率を上げられる方法についてお伝えします〜!

練習してると無心であれこれ練習していて気付いたら時間がたっていた・・・なんてこともあるかもしれませんね。なので普段通り練習していると気付かなかったり、無意識の見落としやミスについて情報をキャッチできない場合があるんじゃないかな?と思います。

そこで僕は録音練習についておすすめしたいと思います。

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きとうゆうき

録音練習ってなんのこっちゃ?と思った方こそ本文を読んでみてください☆

録音練習ってなに?

それでは早速、録音練習(勝手に命名してます)についてお話しようと思います☆
まず、僕が考える「録音練習」ってなに?って思った時に考えられるのは以下のような内容です。

録音練習とは
  1. フレーズやコード練習を録音しながら練習する
  2. 録音内容を聞き返しながら、リズムのよれやミスピッキング・ピッキングのヨレが無いか確認する
  3. 確認したら、ミスったところを重点的に練習する
  4. 練習後、最後にもう一回録音を行う
  5. 今日中に修正できたところ / 修正に時間がかかるところを把握する

僕が考える録音練習とはこういう練習だと思っています☆
次の項目では、実際に録音練習をやる時の細かい手順や注意点・あったほうがいい物についてもお伝えしていきますね。

録音練習ってどうやるの?

それではここからは先ほど書いた「録音練習とは」の内容をもう少し細かく割ってみていきたいと思います。

まずはテーマ決めから

まずは最初の手順から順番に説明していきましょう。
まず前提となる条件があって、「必ず練習するテーマを決めてから行う」っていうことです。

テーマを決めずに録音をスタートしてしまうと、練習する内容が曖昧になってしまうきっかけになってしまい、効率が落ちてしまいます(´・ω・`)

なので、まずは練習テーマをざっくりでいいのでカテゴリーで分けてみましょう。

練習テーマ例:リズム編
  1. 運指練習でリズムのヨレがないか
  2. 特定のフレーズ練習でリズムのヨレがないか
  3. リズムパターンを2小節で変更できるか
  4. 即興演奏でリズムのズレが無いか
  5. 意図的に前ノリで演奏できているか
  6. 意図的に後ノリで演奏できているか

リズム編はこんなところかな??と思います。
運指とかフレーズ練習1つとっても、見るべきところはリズムやダイナミクス・音価・両手の連携など多岐に渡るので「今自分が何を練習しているか」を把握すると練習効率が爆上がりしますよ☆次の練習テーマ例はこちら!

練習テーマ例:ピッキング/フィンガリング編
  1. ピッキング出来るMax BPM で、左手が付いてくるか
  2. フィンガリング出来るMas BPMで、右手が付いてくるか
  3. 弦跳びピッキングがミスなく出来ているか
  4. 弦跳びフィンガリングがミスなく出来ているか
  5. レガートがミスなく出来ているか

ピッキングとフィンガリング、という観点で書いてみました。
ピッキングやフィンガリングは当たり前ですが・・・リズムとも密接に関係してくるので、録音物を聴くときはリズム面も無視はできないですね(^^;)
では次のテーマ!

練習テーマ例:ダイナミクス編
  1. 2小節ごとにダイナミクスを変えて演奏出来ているか
  2. 指定小節数でクレッシェンド出来ているか
  3. 指定小節数でディミヌエンド(デクレッシェンド)出来ているか
  4. 意図したダイナミクスでギターソロが1週演奏出来ているか

こんな感じでしょうか。ダイナミクスはピッキングの強弱のことなので、ピッキング編に入れようかどうか迷いましたが・・・ピッキングダイナミクスだけでも練習する内容が沢山あるのであえて分けました♪

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きとうゆうき

やりたい曲やフレーズがある時でも、観点を分けて考えると効率よく練習できますよ☆

録音した音源や動画の確認

それでは上の項目のように練習するテーマ出しが出来たら、実際に録音してみましょう♪肝心なのはここからですね〜

録音した音源を、できればイヤホンやヘッドホンで確認してみましょう!
音源を確認するときのコツ・というか心構えとして僕が気にしていることは「重箱の隅をつつきまくる」っていうことです。

自分のプレイのことは自分が一番よくわかってる!っておもうでしょ?僕も思ってました。ところが違うんですよね・・・

そうやって勘違いしていると手痛いしっぺ返しが来るものです。僕は主にライブハウスで、セッションバーで精神的にボッコボコにされて実力をいやと言うほど思い知らされました・・・

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きとうゆうき

人のプレイは加点式、自分のプレイは減点式で見ましょう♪

音源を確認する時に「何に着眼するのか」は、録音するテーマに照らし合わせて確認するといいです。例えばリズム練習をしている時に、細かいピッキングコントロールがゆるい!っていう指摘はテーマから外れてしまうので的外れですよね。

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きとうゆうき

テーマにあわせて、審査基準を設けましょう♪ 審査基準外のことを強くダメ出しする必要はないですよ

良かったところ・悪かったところを把握する

前の項目で「重箱の隅をつつきまくる」っていう話をしましたが、良かった所は当たり前だけど素直に評価するべきです。

練習はほとんどの場合一人で行うもので、内省的になりがちなので悪いところばかりに目が行かないように、かつ良い悪いというのは切り分けて心の中で消化させてあげると幸せになれます☆

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きとうゆうき

ツッコミは鋭く入れるべきだけど、凹む必要はないですよ!悪いところがわかる = それだけ伸び代があるってこと!

改善方法と目処について考える

仮にリズムがテーマとなっている運指練習を録音したとして、原因の一端が「左手のフィンガリングが追い付いていない」っていう仮説に達したとしましょう。

次は「この課題を解決するにはどうしたらいいのか?」と「いつまでにこれ解決できそうか?」の2軸で考えてみましょう。

純粋にテンポが速すぎて追いついていないならBPMを下げて練習し直すのも良いでしょうが、テンポの問題じゃなくてフィンガリングそのものが右手に比べて遅れてしまうクセがある場合、このクセを根本から取り除こうとすると・・・とてもじゃないですが今日中にはできませんよね。

このように、録音して分かることから複数の原因が思いあたる場合は今出来ることから始めていって、時間が掛かるものは日々の練習メニューにちょっとずつ取り入れて長い目で見ていくと無理なく上達できるかな?と思います。

まとめると

STEP.1
録音を聴く
練習するテーマと実際の演奏でマイナス点がないか確認しましょう
STEP.2
原因を考える
仮説でいいので原因を考えてみましょう。
STEP.3
今解決できそうな対策をする
ゆっくり練習したり、フレーズを細かく区切るなど、練習の難易度をあえて下げることで無意味な練習を減らします
STEP.4
今解決できない事について対策を立てる
長期的な目線で課題を練習内容に組み込んでいきましょう♪

こんな感じ!

録音練習のメリット

次に、録音練習する事のメリットについてお話していきたいなと思います。
上で書かせていただいた通り、この録音練習、自分の演奏を客観視できるいい機会になってかなり効率よく弱点を把握できます。

ただ、弱点をただ把握しただけでは意味がないので、そこからどうやって弱点を弱点じゃなくするかとか、複数ある弱点の練習優先順位を付けていって消化していくような所まで含めての録音練習かな??と思っています。

こちらもメリットをまとめていくと・・・

録音練習のメリット
  1. 自分の演奏を客観的にみられる
  2. 自分の気づいていないミスに気付ける
  3. 弱点を把握して、対策を立てられる
  4. 練習内容を細かく分離できる
  5. 結果、練習効率が爆上がりする

こんな感じです!

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きとうゆうき

定期的に録音練習することでいい戒めにもなります(笑)

録音練習の注意点

では録音練習することでデメリットとか注意することってないのかな?とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。はい。あります。

これは録音練習そのもののデメリットというよりも、録音練習によって二次的に発生するものかな?と思いますが、1つは凹むっていうこと。
弾けてたつもりだけど、細かく区切って練習していくとこれ出来てなかったんだ・・・っていう反応になります。

でも、弱点や弾けてないことに気付くことは上達にとってはとても良い薬なので前向きにとらえたい所ですが、やはり人間負けが込むとマイナス思考になってしまいます。

なので僕から注意したい事としては、「毎日やらなくていい」っていうことです。毎日自分の弱点と向き合うのは正直しんどい。だって半分わかっててだましだましやってきたんだから(僕は)、正面から剛速球食らわせれるみたいな感覚になっちゃいます。

なのでもう一回言います。「録音練習はたまにやる位でいい」

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きとうゆうき

たまにやって練習メニューを見直すきっかけになれば、それだけで大勝利ですよ☆

さいごに

今回は録音練習について書かせていただきました♪
やった事ある方も、無い方も、自分の演奏がどうなっているのか客観的に聴く習慣を付けるのは必ず今後の上達の役に立つはずです~!

あるいはSNSで投稿したりして色んな人に色んな角度から自分の演奏を批評してもらうのも一つの手段かもしれませんね。

楽しみながら、確実に上達できるようになっていきましょう☆
それではまた。

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