どうもこんにちはこんばんは!イモコユウキです。
今回はかねてからやりたかったシールドとプラグでどれ位音が変わるかの検証実験をやりたいと思います♪
比較内容や環境・動画についてご説明しつつ、後半はタイプ別のオススメ組み合わせについてもご紹介していきますよ〜!
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比較内容・環境
いきなりですが今回検証したケーブル x プラグのパターンはこちら!
そして、今回の録音環境についてもご説明します〜
- ギター:Momose ストラトタイプ(60’s)
- ピックアップ:Suhr ML (フロント/センター)
- インターフェース:Roland Rubix 22
- DAW:Logic Pro X
- アンプシミュレーター:Bias Amp 2.0 (プラグイン )
- はんだ:Kester44
コードバッキングはフロントセンターのハーフトーン、単音はフロントピックアップを使って録音してます〜
比較動画
それではシールドとプラグのパターンも紹介出来たところで、早速動画をみてみましょう!
どうだったでしょう?結構変わった!っていう人もいれば、あんま変わんないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。個人的にはというと
丸っきり別物じゃん
って思いながら動画作ってました。
本当はSwitchcraft x G-Spotも試してみたかったのですが、予算都合上割愛しました(´・ω・`)
ちなみに、動画上ではFurutechを何故かFurmanと書いているけど、きっとみんなの空目なので気にしないでください☆
各シールド・プラグの特徴
それでは各プラグとシールドの特徴を紹介していきますね☆
Mogami 2524 ケーブルの特徴
今回はMogamiとG-SPOTだけだったのでケーブルについての説明はあまり突っ込んだ話はしませんが、僕が感じたのはとにかく透明感があるっていう点です。
他にもBeldenの定番のケーブル等を試してみたりもしましたが、全体的に「素直な性格の大人しい子」っていう印象です。
そんな素性の良さが気に入って、僕はパッチケーブルも全部Mogami 2524で統一してたりします。あと特筆すべきやメートル単価がめっちゃ安いっていうこと。サウンドハウスでメートル130円とかなので、もういっそリールで買ってしまおうかと思ったりもします笑
今回はパッチケーブルを一部新しくしたかったので一気に20メートル買いました。それでも2000円くらいなのでほぼノーダメ
Oyaide G-Spot ケーブルの特徴
名前がド下ネタなので紹介するときにちょっと変な感じになっちゃいそうですが、このシールドめちゃめちゃ優秀。
一言でいうとOyaide G-SPOTは「抜ける」系のシールド。主に中域から高域にかけてのギターの美味しいところをうまくフィーチャーしてくれるので録音だけでなくライブとかスタジオ練習の時にも活躍してくれそうですね♪
歪ませると意外と低音も出てくれます
Switchcraftの特徴
ド定番なのでご存知の方も多いと思います。
今回検証で使ったのはSwitchcraft 280なのですが、サウンドハウスや楽器屋さん、ひいてはラジオ会館に至るまで色んな所で手に入れやすいですよね。
みんな使ってるし、プロミュージシャンも使っている大正義Switchcraft。
DAWで言うならCubase。当然情報量も多いし最初の自作はSwitchでしたって言う人も結構いると思います。
僕が思うSwitchcraftの良い所は、比較的歪みと親和性が高いところです。良くも悪くも音に「雑味」があるプラグかなぁと思っています。
Neutrikの特徴
今回の比較動画では前述の通り「Neutrik NP2X-B」という金メッキプラグのモデルを使っているんですが、僕がNeutrikに抱いている印象は「リッチ」です。
Switchcraftと比べるとローもハイもまんべんなく出てくれる感じがして、Neutrikを使った後にSwitchを使うとやけにペラペラな音するなーって思ったりします。
ちなみに1個あたり500円位です。
良い悪いっていう話ではなく、あくまで傾向ですよ♪
Furutechの特徴
さて、きましたFURUTECH FP703G!こいつ前から気になってたんですが、いかんせん1プラグ1,000円とかいう冗談みたいな価格なので二の足を踏んでました。
今回2本作ったからケーブルだけで4,000円かかったよ(´・ω・`)
めちゃめちゃ堅牢なルックスに重量感のあるプラグ本体。ていうか重い。裸足で足に落としたらそこそこ痛いやつ。
音は期待通りに「ザ・ハイファイ」といった印象です。他のプラグと比べて高音がキッチリ出ているのが僕は好きでした。
実際にアンプで鳴らした時もかなり分かりやすく高域が出てくれました!
タイプ別、オススメ組み合わせ
それではここからは、独断と偏見でタイプ別にケーブル x プラグの組み合わせをご提案していきますよ♪
フラットで透明感のある音を目指す万能タイプ
ジャンルを問わず低音から高音までバランス良く鳴らしたい方にはこちらの組み合わせがオススメ!
Mogamiの透明感とFURUTECHのブライトな特性を生かしまくった組み合わせです。ただ、G-SPOTケーブルよりも低音も出てくれるので本当に万能。
とにかくバンドサウンドでの音抜け優先タイプ
リズム隊はもちろん、キーボードやギターがもう一人いたりとかすると自分の音ってどんどん埋もれていきますよね。
なのでとにかく音抜けを良くしたい!自分の音が聞こえない!っていうお悩みの方はこちら!
プラグ・ケーブルどちらも高域をしっかり出してくれるので、これに変えるだけでもかなり音抜けは良くなるはずです♪
リッチで重心の低い音が好きなタイプ
セミアコやシンライン・ハムバッカー搭載のギターでファンクやジャズ等にも対応出来るような低域や中域の濃さを求めている方にはこちら!
個人的には、この組み合わせめちゃめちゃ大好きでした。特に昔ES-335をメインで使っていた時に、この組み合わせに惚れ込んで一時期パッチケーブルまで全部これで合わせてました。
難点は、パッチケーブルにするとノイトリックが絶望的に取り回しが悪いこと位です。
さいごに
さてさて、今回はプラグで音が本当に変わるのか?という点について書かせていただきました♪ 実際に違いを聴いてみてどうだったでしょう?
市販のケーブルを買うと5メートルで平気で5,000円とかかかりますが、例えばMogami 2524 x Neutrik NP2X-Bの組み合わせで自作すれば5メートルのケーブルが3セット作れてしまうのでめちゃめちゃオススメです。
もし「この組み合わせが好きだ!」とか「僕はこう感じた!」みたいなご意見があれば、ぜひぜひSNSでシェアしたりコメントを残していただけるととても嬉しいです☆
自作ケーブル、安いし楽しいですよ♪
それではまた。