どうもこんにちは、きとうゆうきです。
ここ10年近くで、アナログじゃないと出来なかった事がどんどんデジタル化されていきましたよね。
一昔前は「マルチエフェクター = 音が悪い」みたいなレッテルが貼られていましたが…今となっては週末ミュージシャンからお仕事ギタリストまで幅広い層がマルチを使ってますね。
今日は「UAD」ことUniversal Audioのプラグイン についてお話したいと思います。
プラグイン = DAWで使うためのアンシミュと考えれば概ねOKです
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UAD Fender 55 Tweed Deluxe
ファーストインプレッション
そんな中、最近「すごいな!」と思った動画がこちらです。
え・・・これプラグイン なの??
てっきりアンプから音出ししていると思ったのですが、実はプラグインなんですよ。
沢山の人がこのプラグイン のレビュー動画をYoutubeで出されていますが、全体的に言えるのはどの動画もプラグインとは思えない程エグくて雑味があるってことです。
多彩なプリセットやパラメーター
演奏するジャンルや音色の好みでUADが独自にTweed Deluxe用にプリセットを作ってくれています。プリセットを選ぶだけで
- カリカリしたカントリーサウンド
- 柔らかいソウルに合いそうなサウンド
- ギターソロ用に歪ませたサウンド
などなど、沢山の音を楽しめちゃいます。
また、スピーカーもJensen / Celestion / JBLの3つから選べるうえダイナミックマイクやコンデンサーマイクも各種用意されています。
弄り出したらとまならないやつですね
ギターのボリュームにダイレクトに反応してくれる
Tweed Deluxeが発売された当時ってエフェクターもなければ2chのアンプもないので、ギタリストは基本的にギターのボリュームを操作してソロ〜バッキングまでこなしていたようです。
こちらのプラグインでも、Tweed本機の良さを踏襲していて
- バッキングではボリュームを5にしてクリーンに
- サビではボリュームを7にしてクランチ
- ギターソロではボリュームを10にして歪ませる
上記のように、ギターのボリューム/トーンを操作するだけで多彩な音が出せてしまいます。
昔のアンプってこういう魅力がありますよねー
価格について
UADのプラグイン は基本的にUADのウェブサイトから購入する形になります。
この55 Deluxeだと$199なので、2万円ちょい。
高い?安い?僕は前情報や動画を知らなければ高いと思ってしまいました。
気になる人はUADストアへGO!
注意点
こちらのUAD Tweed Deluxeプラグイン なのですが、ApolloやArrowなどのUADオーディオインターフェースに搭載されている「UNISON」というテクノロジーでTweedのインプットに何を選択するか判別させることが出来るようです。
他にも、ギターやマイクを差すとNeveとかUADプリアンプをシミュレートしたマイクプリが選択されるらしく、正直メカニズムはわからないけどとにかく便利な技術みたい。
逆に考えると、ApolloやArrowを持っていない方が、UADプラグイン を利用する際に何かしらの不利益が発生する可能性があります。
なので、購入の際にはUNISONが無い場合の動作について調べてから行いましょう!
Apolloを買ってしまうというのが手っ取り早くはあります。
さいごに
オーディオ界ではUADというとコンプレッサーやマイクプリがあまりにも有名だったり、産業のスタンダード製品らしく滅茶滅茶有名だったりします。
ギタリストには馴染みが無いかもしれませんが、今回紹介したTweed Deluxe以外にも
- Marshall Plexi
- Diesel Herbert
- Fuchs Overdrive Supreme
- Suhr PT100
などなど、ギタリストおなじみのハイエンドアンプもラインナップされています。
是非一度UADショップへアクセスして、アンプのサンプル音源を聴いて参考にしてみてください☆
それではまた。