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ギタリストが譜面に強くなるための練習法

どうもこんにちは!イモコユウキ(@imokoguitar)です。
はい、最近太ってボクシングジムに行き始めたのは僕です。

それで!今日はギタリストと楽譜についてお話しようかなとおもいます♬
ギタリストのみなさん!楽譜を読むのは好きですか?

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ぶっちゃけすっごい苦手(´・ω・`)

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イモコユウキ

めっちゃわかる・・・大丈夫、僕も苦手です。

クラシックやピアノ出身の人ならいざ知らず、バンドマン比率が高いギタリストにとって五線譜、いやちゃんとしたコード譜ですら彼らを殺す凶器になりかねません。

もし嫌いなバンドマンがあなたの近くにいたら、「このシャープいっぱい書いてある調号、key何だっけ?」と質問してみてください。大半のバンドマンはこれで卒倒、上手くいけば絶命します

ただ、勿論五線譜やコード譜を読めるに越したことはないです。読めるとこんなにギター人生が楽になるんだから。

楽譜が読めることのメリット
  1. 打ち合わせせずにすぐに演奏できる
  2. 曲の構成を覚えなくても演奏できる
  3. 急にKeyが変わっても対応しやすい
  4. 曲の「キメ」や盛り上がり/盛り下がりを理解しやすい
  5. なので曲のにあわせた演奏に注力できる
  6. 結果、他のパートに喜んでもらえる
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イモコユウキ

これがあるから五線譜は大事なんだよね…

といっても、いきなり興味もない長い楽譜を読む練習からしていくのは骨が折れるし何より五線譜がより嫌いになってしまっては逆効果!ではどうすればいいのか?

ギタリストは、コード譜を読むことから始めていきましょう♪

コード譜を読む練習をしよう

五線譜アレルギーがある方もいると思います。僕もその一人です。なので、まずはライトなコード譜を読む練習からやっていきましょう♪

iRealProを使った練習法

最近はU-FRETとかを使う方も多いと思うんですが、結論から言うと全くオススメできません。なぜなら小節が書いてないのでいつ何のコードを使うのか分からないからです。

代わりに、iReal Proを使う事を強くオススメします!このアプリほんと最高。洋楽なら沢山楽譜落ちてるし、ジャズ系も豊富でコード譜読むのにはめっちゃ最適!

もしiRealを初めて耳にするという方は、こちらの記事を見てみてください♪

どんな曲でもいいのでコード譜を読んでみよう

コード譜も立派な楽譜の一部です。コード譜のいい所は小節の中で何のコードを弾けばいいのかが単純明快になっている所です。

例えば、ジャズの定番曲(枯れ葉など)から読んでみるのはどうでしょう?
バッキングトラックを流すことが出来るので、実際の演奏環境により近い状態で演奏できます☆

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イモコユウキ

自分の好きな曲や定番曲から徐々に手をつけていきましょう

コード表示から度数表示に変更して読んでみよう

iRealなんですが、コードを表示する以外にも、度数で表示するという機能も付いています!

ここをタップして
これを選択すれば・・・
はい完成!あっという間に度数表示されたコード譜の出来上がり!

度数でコードを見ると、より読譜の難易度が上がりますがこんな特典が付いてきます!他にもこんなメリットがあります☆

度数表示させるメリット
  1. コードと度数の関連性を理解しやすい
  2. Keyを変えても度数が把握できれいれば対応が楽になる
  3. 度数を理解することで対応力・練習効率が爆上がりする
  4. 結果、セッションなどでその場で譜面を渡されても対応できちゃう
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イモコユウキ

最初はしんどいと思うけど、続けると良い事がたくさんあるよ!

自分でコード譜を書いてみよう

自分で楽譜を書くと、見えてくることが色々とあると思います。
iRealProで楽譜を書くのはめちゃめちゃ使い勝手悪いので手書きの方が早いと思います。

先ずは反復とかそういう小難しい事は考えず、一気にやろうと考えなくて大丈夫。例えばAメロだけどかでもOK

たとえば、あいみょんの「マリーゴールド」を書けるところまで書いてみましょうか。完成したコード譜はこんな感じ。

これだけでも、何小節目に何のコードがあって、次に何を弾けばいいのかが明確になりましたよね♪ もし歌詞を一緒に見たい人は、楽譜の下に書き込めばOK!

慣れてきたらCメロ譜を作ろう

Cメロ譜 (リードシートともいう) というのは、先ほどの譜面みたいに「ここからここまでは2回反復する」とか、「1回サビに行ったら、次はイントロと同じコード進行に戻る」みたいな説明が足された譜面のことです。

これがあると、曲の流れがなんとなく掴めるのでCメロ譜を沢山読むと自然と楽譜に強くなりますよ♪

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イモコユウキ

僕の師匠も「仕事の時はCメロ譜が出てくることが多い」って言ってました。

Cメロ譜にもいくつかルールみたいなものがあるんですが、ざっくり以下を守って書くと捗りますよ!

Cメロ譜のルール
  1. Aメロ/Bメロなど曲の構成が変わるときは左側にリハーサルマークを付ける
  2. 反復記号を大きく書く
  3. 必要に応じてD.C(ダカーポ)やD.S(ダルセーニョ)を使う

リハーサルマーク

楽譜の左に書いてある「A」とか「B」って書いてあるやつのこと。さっきの楽譜で行くと、6小節でイントロが終わって次からAメロになるからリハーサルマークを付けておきましょう。

反復記号を大きく書く

普通の楽譜だと反復記号って結構見えづらい気がします。多くの人がそう感じたからなのか、Cメロ譜では特に反復記号を大きく書くのが主流です。

D.C(ダカーポ)やD.S(ダルセーニョ)を使う

まずはD.C(ダカーポ)は「最初に戻る」という意味です。
大体POPSだとサビ終わったらイントロに戻りますよね?そういう時に、サビの最後の小節に付けたりします。

次にD.S(ダルセーニョ)。これは好きな場所に飛ばすことが出来る「バシルーラ」みたいな機能です。

D.Sの使い方
  1. まず、どの小節からどの小節に飛ばすかを決める
  2. 飛ばす前の小節の右下に「D.S」と書く
  3. 飛ばす先の小節の左上に「セーニョマーク」を書く

全部一気に覚えようとしなくて大丈夫ですよ♪特に今回はイントロとAメロのみなので「いつか使うんだろうなー」くらいのイメージでも全然平気です☆

五線譜を読む練習をしてみよう

コード譜やCメロ譜に慣れたら、今度は五線譜を読んでみましょう。
とはいえ、少しは楽しい要素がないと続かない可能性もありますよね。

なので、僕はアプリで練習することをオススメします☆

洗足音大 アプリ「楽典ウォーズ」で楽しみながら練習しよう

何でもかんでもアプリが当たり前の世の中なので、読譜練習もアプリで出来るようになっています♪他にも練習系のアプリは有料無料問わずあるにはあるけど、今の所これが一番オススメ。

操作方法は至ってシンプル。画面右側から流れてくる音符を画面下のキーボードに打ち込んでいくだけ。簡単にすることも出来るし、逆に難易度を上げることも出来ます。

難点としては、ちょっと音符が見えづらいっていう所くらいかな?と思います。

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イモコユウキ

読譜練習のとっかかりにはちょうどいいですよ☆

定番の教則本を読んでみる

僕も昔読んでた(終わってない)けど、この本は演奏内容自体はあまり難しくないので読譜練習にはちょうど良いかもしれません。

みんな1回は通ると言われているバークリー音大の「A Modern Method for Guitar」をご紹介!

これの何が良いかって、本当に基礎の基礎から教えてくれる所。主な内容なスケール練習や調号が変わった際のスケール練習、基本的なコード練習です。

なので、初心者~上級者まで、読譜慣れしてないギタリストにとってはどんなスキルレベルでも成長が見込めるとっても優秀な教材です。流石にベストセラーなだけありますよね。

あと、DVDが付属しているのでPCに落として動画を流しながら練習できるというのも有難ですね♪

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イモコユウキ

収録される課題曲は綺麗めな教則本チックなものが多いから好みは分かれるかも??

イモコユウキが使ってた教則本

前述のバークリー教材も読譜にとても役に立ちますが、人によっては「リズムとか譜割りが分かんない」っていう方もいらっしゃるかもしれません。僕もそうだった。

そういった方にはこちらの本がオススメ!

タイトル長っが!ギタリストがなんとか譜面を読めるようになるまで付き合う本 っていう名前の本です。

バークリーの本とは違って、コードはあまり出てきません。
その代わりに、メジャースケールをベースに色んなリズムパターンの楽譜が単音で出てくるので譜割りが分からない方にとってはこっちの方がとっつきやすいと思います。

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イモコユウキ

いきなりコードだと構えちゃうので、単音からっていう手もアリですよねー☆

実際に何でもいいから五線譜を書いてみる

「かえるのうた」とかでもいいと思います。五線譜は読める能力を求められることの方が多いですが、書くことで五線譜慣れするのも一つの手段です。

人間、INPUTばかりが先行してOUTPUTが足りないとそれはそれでバランスが崩れかねないし、書くことで見えてくることもあります。また、音符を書くのが面倒っていう場合は最初はリズム譜から書いてみるのも有効です。

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イモコユウキ

手を動かしてみないと分からない事も結構あるので「書く練習」って意外と大事です〜

さいごに

今回は一旦ここまでです。コード譜と五線譜、どちらも読めて損はない上にギターライフをより向上させることが出来るとても優れものです。

最近、ギターを実際に弾かない時間も成長には欠かせないんだなってよく思います。例えばコードの分析や今回の五線譜を読んだりCメロ譜を書いたりする時間とか。

こういった、単なる技術面の上達以外の切り口の練習もれっきとした「練習」ですよね♪Cメロ譜が読み書きできるだけでセッションや練習をより濃密なものにすることが出来ますし。

最後に、僕が五線譜苦手過ぎて辟易していた時に元トランペット奏者の奥さんから聞いた言葉を引用して締めたいと思います。

五線譜っていうのは演奏するルールが書いてあるだけだよ。数をこなしてルールさえ分かっちゃえば、本質的に五線譜が読めない人っていうのは居ないんだよ♪

出典元:奥さん
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イモコユウキ

「なるほどな」って思えたし、あんまり構えなくてもいいんだなーって思えてから拒否反応がだんだんなくなっていきました

出来る所からやっていけばいいので、焦らずに「そのうち出来るようになればいいや」位の軽いテンションで読んでみましょう☆

それではまた。

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