こんにちは!きとうゆうきです。
最近ブルース・モダンブルース界では Three Princeと呼ばれる3名が大きな注目を浴びています。
- Josh Smith
- Matt Schofield
- Kirk Fletcher
この3名、プリンスと呼ばれるにはだいぶ熟成された素敵なおじさん達なんですが…今日はThree Princeの1人「Kirk Fletcher」の機材についてご紹介します☆
主にエフェクターの紹介だよ!
ちなみに、マットスコフィールドは別の記事で紹介しているのでこちらもチェックしてみてくださいね☆
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歪みエフェクター
それでは早速ですが、歪みエフェクターからご紹介していきます☆
使うギターや現場に応じて以下3種類からエフェクターを選んでいるみたい!とはいえ、Youtubeでは全部網羅されたペダルボードも見え隠れしたので全部紹介しておきますね。
Loverpedal 「Tchula」
「チューラ」って読むみたいです。
元々、Three Princeの1人であるJosh Smith専用にLovepedalが製作したペダルらしいですよ。
音は見た目とかなり似通っていて、かなりトラディショナルな音で2ch仕様です。
JoshやKirkが弾いているのを聞く限りではTweedアンプを歪ませたような良い意味で粗く雑味のあるペダルじゃないかな?と思います。
Tchulaは本当に少量しか出回らないのであったら即買いしても損はないですよ!
Vemuram 「Jan Ray」
Three Prince界隈って使う機材のコア部分が似通っている気がするんですよね。
今となってはトランスペアレント系ペダルの代表格にまでのし上がったご存知VemuramのJan Ray。
裏蓋を開けると「サチュレーション」という、倍音やプレゼンスを付加する5番目のノブがあり、トランスペアレントでありながらめっちゃくちゃモダンブルースとの食い合わせが良い事でも有名ですよね。
僕も使ってます。高いけどそれだけの価値がある凄いペダルですよ。
JAM Pedals 「Tube Dreamer」
名前がドストレート過ぎて説明不要な気がしますが、ギリシャ発祥のハンドメイドブランド「JAM Pedals」のTube Dreamer。
残念ながら僕は弾いた事がないのですが、TS808の完全な復刻というよりも808をベースにしつつ更に良質な歪みを提供することを目的に作られたみたい!
ハイクオリティなペダルにもかかわらず、2万円前後で買えてしまうのが嬉しいですね!
なんて良心的な価格!
モジュレーション系
Electro Harmonix 「Small Stone」
Kirk本人が使っているのは昔の大きい筐体のSmall Stoneなのですが…Amazonや楽天だとあまり出てこないかもしれません。
Kirkは主にファンキーなカッティングやリフを弾く時に使っているみたい。
カッティングも絶品なので是非聴いてみてくださいね
空間系
tc electronic 「Flashback Delay」
空間系といえばtc electronicが浮かんでくる方も結構多い気がします。そんなTCの「Flashback Delay」ですが
- テープエコー
- アナログエコー
- モジュレーション
- リバースディレイ
- デジタルディレイ
- アーティストオリジナルプリセット
などなど、沢山の機能があってかつ1万5千円くらいで買えるというコスパも機能も優れているのが特徴ですね。
Kirk本人はかなり浅めにうすーくディレイを掛けているみたいですよ
tc electronic 「Flashback Mini」
先ほどのFlashbackと同じTC electronicからリリースされているミニバージョンのディレイ 。
ノブでディレイ タイプを選択することは出来ないですが、usb接続でより詳細にディレイ の設定が出来る優れもの!
なお、Josh SmithのTone Print (Joshが作ったプリセット)が無料アプリから本機にインストールできるらしいです。
miniの方はスラップバックディレイとして、もう1つのFlashbackと用途に応じて使い分けているようです
CATALINBREAD 「TOPANGA」
テープエコーエフェクターの「Belle Epoch」やプレキシマーシャルの歪みを再現した「Dirty Little Secret」が話題を読んだCATALINBREADからリリースされているリバーブです。
正直、Kirk Fletcherがアンプのリバーブではなくエフェクターのリバーブを使っている事が結構衝撃でした(笑)
現場によってはリバーブ壊れてたりするから代替として使っているのかも…?
番外編:アンプ
Roland tonecapsule 「Ultimate Blues」
使用機材という観点からちょっと離れてしまいますが、RolandのBlues Cubeに取り付けて音を変更できる「Tone Capsule」というものをご存知ですか?
実は、Kirk Fletcher監修の「Ultimate Blues」というTone Capsuleが販売されています。
Blues Cubeが欲しくなってきますね
さいごに
今回はモダンブルースギタリスト、「Kirk Fletcher」の使用機材についてご紹介させていただきました☆
VemuramのJan Rayなどの定番機材からレアなTschulaやJam Pedalsなど、以外にもアンプ直結とはかけ離れたボード構成になっていてびっくりしました(笑)
Kirkのブルースは衝撃以外の何者でもないのですが、もっと驚いたのは「これだけの機材を使いこなすKirkの音楽性の広さ」かな?と思っています。
エフェクター選びの参考にしていただければうれしいです。
それではまた。