どうもこんにちは!きとうゆうきです。おかげさまで本格運用開始から二週間で5000PVを突破しました!感謝の極みだよ!涙が出そうだよ!
今日はセミアコやホロウボディ系のギターについてお話したいと思います。成り立ちとかそういうのは335book等沢山の本が専門家たちの手によって書かれていて到底知識では彼らに並べないので魅力部分について話します。
それでは目次です。
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セミアコ・ホロウボディの魅力について
セミアコの構造部分についてはみなさんよくご存知だと思うので
あくまでも特徴・魅力部分を語ります。
ビジュアル部分の魅力
セミアコを欲しいという方で「Djentをやりたい!」と思ってJ-guitar.comとメルカリで血眼になってセミアコを探す人は少ないはずですよね。
逆にセミアコが欲しい人ほどロックンロールやソウル・ファンクなどいわゆる「ブラックミュージック」系ないしブラックを背景に持つロックの人が多いはず。
そんなみなさんにとって、やはりセミアコのビジュアルってとんでもなく尊い気がします。
「Fホール」の存在感
まず、セミアコの何がかっこいいかってまずこの両脇に空いてる穴。Fホールとか呼ばれてますよね。なんかわからんけどかっこいい。
じゃあなぜかっこよく思うのか?自分が持ってないから?なんとなくかっこいいから?色々と考えてみたけど、恐らくはこう。
「生楽器やクラシックを想起させるから」じゃないかな?と思っています。この前違う記事でエレキストがアコギに苦手意識持ってるみたいな記事を書いたんですが、苦手意識というのは裏を返せばそれだけ欲しているとも言えると思う。
隣の芝は常に青々として見えるんだよ。うちは芝どころかベランダすらないよ。特にアコギが苦手なエレキストのみんなには穴が空いている楽器は一際輝いて見えるはず。そうだよね?ね?
ヘッド部分がデザインの邪魔をしない
セミアコってボティ部分、特にfホールを含んだ独特の形状を魅力に感じる人は多いと思うんですが、不思議と「ヘッドが好き!」っていう人は少なかったりします。
ストラトだとマッチングヘッドだったりロゴの形だったり国産海外問わずいろんなバリエーションのヘッドがあって僕らを視覚的に楽しませてくれます。僕の持ってるSAITOとかもそういう部類。
ただ、セミアコでこと335系のモデルはヘッド部分はかなり質素なデザインになっています。ローズ指板に黒色のヘッドなので存在感もかなり薄い。いや、その存在感の薄さが逆にボディの個性をより引き出しているように見えます。いわゆる1つの錯視みたいな感じ。
モノトーンコーデだとアクセや靴が際立つのと同じロジックじゃないかな?と思っています。
音色部分の魅力
それでは音色部分についてです。
対応力の高さ
セミアコってジャズ一択じゃん!みたいな考えの人もいるけど、意外とそうでもないです。個人的にはストラトと同レベルじゃないかって思うくらい使い勝手が良いです。
リアピックアップは十分なパワーが備わっていて、かつシングルコイルのように耳が痛い高音を出しづらいという特性上歪ませて使うととても美味しい。ブルースのソロやファンクカッティングにも使えますしね。
センターピックアップはフロント/リアのハムバッカーの良いとこ取りができますね。フロントの甘さとリアの硬さが同居しているような、それでいて透明感のあるサウンド。ポップスのバッキングとかだとめちゃめちゃ使いやすい。ていうか伴奏には最高のお供だと思う。デュオでライブやったりする時でも十分に低音を出すことができるので歌い手さんをより歌いやすくするお手伝いができます。
フロントピックアップは言わずもがな。あの甘ーい音。クリーンな音色で弾くとびっくりするくらい音が良いです。ポールジャクソンjrとか好きな人はセミアコを使うと確実に幸せになれます。保証します。
現に松原正樹さんやラリー・カールトンをはじめとした一流のセッション/スタジオプレイヤーに好まれているので対応力は折り紙つきですね!
「ストラトの音を太くするのは苦労するけど、335のローを削るのは容易にできる」って言う人もいますが、ほんとその通りだと思う。
ストラトのロー足してる場合じゃないだよ!それだとストラトの良さが削られちゃうんだよ!黙ってセミアコを買うのが吉です。
付加価値が強い
レジェンド御用達だから
これ。昔、音楽サービスの営業/企画/ディレクター/サポート職やってた時にすっっっっっっごい思ったんだけど、「ロックは新しい音楽なんだ!」って思ってる人に限って結構右へ倣え思想だったりします。
「UK Projectが参入するなら僕らも参入します」だって?あんな大手インディーズが入ってからじゃおたくは霞んじゃうんだよ!やったもん勝ちなんだよ!って何回思ったことか…
セミアコ・ホロウボディを使っている人を列挙するときりがないですが、ちょっと考えただけでも
こんなにいます。ちなみにこの10倍以上沢山いらっしゃいます。これだけでもすごい付加価値だと思う。
ここは注意したほうがいい
ここまで賛美するような話をしましたが、逆にデメリットについても話したいと思います。もちろん良いことばかりじゃないです。
Gibsonの335は今、信じられないくらい高い
GibonのES-335を新品で買おうとすると、30〜60万くらいします。ヒスコレレベルになると50〜60万円くらいはしてしまいます。60万円ともなると、SuhrとJames Tyler Japanを運が良ければ1本ずつ買えてしまいます。
流石に60万あるんだったら僕はマッチレスと中古のホロウボディを買うと思う。お金のある方は素直に本家を買うのが間違いないです。
今、買いやすいセミホロウ・セミアコ
以前、以下の記事でIbanezのAS Artcoreについて書きましたが10万円を切るセミアコもあるのでかなりおすすめです。ちなみに、ホロウボディだとフジゲンのシンラインの作りはかなり良いですよ。
オススメのセミアコ
おすすめのセミホロウ
フロントピックアップは歪みペダルを選ぶ
前述した通り、リアピックアップの歪みはロックからフュージョンなどのソロやバッキングなどにバッチリ合います!が、フロントピックアップとなると歪みペダルとの相性はかなり注意したほうがいいです。
弾いてきた中で、相性がよかったペダル
僕がホロウボディ向けの歪みを買う時の一番のポイントは、「高域/低域をノブで制御できるペダル」です。例えばXoticのAC-BOOSTERやBB-PREAMPなど。逆にTSとか、BOSS系はノブ1つのみなので音作りに苦労するかもしれません。
取り回しが悪い
普段ソリッドボディでライブしている人が急にセミアコでライブしようとすると結構戸惑います。なぜならギターを抱えながらセッティングとかすると思いの外体が重いしボディも大きいので取り回しが悪いからです。
また、カフェの演奏スペースなど、演奏スペースが十分に確保できていない箱でやる場合も要注意です!ホロウディのギターはぶつけて穴でも空けようもんならたちまち最悪の音になってしまうのでくれぐれも気をつけましょう!
安全面は全力で考慮すべき
以前335を使ってた時は、Renunion Bluesというメーカーさんのバッグを使っていました。
雨の日にセッションに行く道すがら階段で滑ってお尻を強打しましたが、傷一つつきませんでした。耐衝撃性にかなり配慮して作られているので、ホロウボディを持っている人はこれがあると安全面はがっちり担保できますよ♪
さいごに
さて、今回は大好きなセミアコ・セミホロウについて書かせていただきました!とりあえず僕が言いたいのは、セミアコ・セミホロウが欲しい!ってことです。欲しい。もう何をおいても欲しい。必要とあらばSAITOでさえ売りに出しかねないので誰か止めて・・・
この禁断症状は、セミアコを3年以上継続的に触っていないと自然に感染ののち、最終的に楽器屋で全身から血を吹きながら死ぬことになるので早めの対処が必要です。
おすすめコンテンツ①
最近、Youtubeでギター関連の解説動画を配信しています。
動画配信前後に、補足として記事を書いていますので是非チャンネル登録していただけると嬉しいです♪
おすすめコンテンツ②
ギター講師として以前は東京の大手スクールで、現在は名古屋の音楽教室で講師をさせて頂いています。
現在、オンラインレッスンを実施していますので
- レッスンはしてみたいけど行く時間がない
- ちょっとやってみたいけどなんか怖そう
- 手軽にビデオ通話から始めたい
- ガッツリ色んなテクニックを学びたい
ご要望にあわせてレッスンを作っていますので、興味のある方は一度無料体験レッスンの受講をおすすめします。
それではまた。