みなさんこんにちは、きとうゆうき(@kitoyuki_guitar)です。
先日突然に発熱してしまい「こんな時期に発熱って…」とちょっとした騒ぎになりレッスンも全部振替になってしまい…各方面でご心配かけてしまいました(´・ω・)
健康って失って初めて大事って気付きますよね…これから毎日リングフィットします(きっと初日で筋肉痛)
ということで今回はタイトル通り、ストラトにとってどのピックアップの組み合わせが一番良いのか?について考えてみようと思います。
「そんなん人によるじゃん」と言われると元も子もない話ですが、ここでは各ピックアップの組み合わせの良いところや犠牲になるところを検証していきます。
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シングルコイル x 3 (3S) について
では早速。ストラトと言えばやっぱりシングルコイルの印象が強いですよね!
僕もシングルコイル x 3のストラトが大好きです。
どんなメリットやデメリットがあるのか検証していきたいと思います◎
シングルコイル x 3の良いところ
ハーフトーンの軽快なサウンド
シングルコイルだけのストラトの一番の良さかな?と思います。
他の組み合わせはハムバッカーが入るので少しハーフトーンが濁る傾向にあります。
コイルタップといって、ハムバッカーを強引に擬似シングルコイルにできるのですが…そもそもコイルタップ時の音がシングルと比べると一枚落ちるかな?というのが現状だったりします(´・ω・)
特にリアとセンターのハーフトーンのキラキラ感が最高です♪
ファズとの相性が良い
上で説明した内容と若干重複するのですが…ハムバッカーは特性上、シングルコイルよりも太い音が出やすいです。
そのため、ファズのような輪郭が曖昧になりがちなエフェクターはモコモコしてしまって使いづらかったりします。
数あるエフェクターの中でも、シングルと最も親和性が高いと言われるのがファズだったりします
見た目が最高にかっこいい
これ。シングルコイルのみで構成されたストラトのビジュアルの良さって本当に異次元だと思います。
ストラトキャスターの販売から数十年、海外から日本まで数多のメーカーが改良・改善を目指してストラトキャスターの亜種が沢山ありますよね?
機能面を考えると、シングルコイルx3のストラトは開発当初からほぼ変わっていない(センターPUをリバースするとかは除く)です。だからこそビンテージ気質溢れるルックスをしていると思っています。
好みではあるけど…ビンテージ系のルックスはやっぱり良いですね♪
シングルコイル x 3の気になるところ
正直なところ、SSSのストラトってかなり万能ではあるのでこれといった欠点が無いと思いますが、強いて言うならというところで書いておきます。
パワーがない
ビンテージ気質なピックアップほど、当然ですが出力が低い傾向にあります。
なので、ディストーションをかけてもハムバッカーのようなパワフルな音が見込めないところがしいているならデメリットかな?と思います。
利便性とロマンは表裏一体…!
SSHについて
次はカスタムの定番となっているSSHについてお話していきます♪
SSHのいいところ
歪むようになる
当たり前っちゃ当たり前ですが、リアピックアップがハムバッカーになることで歪みやディストーションとの親和性がかなり高くなります。
シングルコイルだとTS系やTimmy、ケンタウルスなどが圧倒的正義でしたが…
ハムになると今度はブラウン系やSuhr Riotみたいなディストーションとも仲良くなれます。
色んな歪みを買いたくなりますね♪
対応できるジャンルが広くなる
先ほどの内容と少し被りますが…シングルコイルだけだとメタル寄りの歪みを作るのに一苦労しませんか?
その一方、ハムバッカーなら一発でゴリゴリの歪みを出せるので安心です☆
コイルタップでハーフトーンも出せる
SSHはやはりハムのパワフルさとシングルの繊細さを兼ね備えるのが一番の魅力かな?と思います。
ただ、ハムバッカーをコイルタップするこちでシングルコイルのセンター x リアのハーフトーン的な音を狙って出すことも可能です。
この辺は好みだったり、選ぶピックアップによって変わってくるかもですね
SSHのきになるところ
ここまでSSHの良いところを取り上げてきましたが、ここからはデメリットについてお話していきましょう☆
音量バランスが悪い
ハムバッカーはシングルと比較すると、出力が増える分ボリュームも増えます。
そのため、フロントからリアにセレクターを変える時などでボリュームが上がってしまいます。
こればっかりは仕方ないっちゃ仕方ないですが…
それを加味して歪みの設定とかしないといけないので少しめんどくさいかもしれません。
ハーフトーンが微妙な場合も
特にハイパワーなハムバッカーを積む場合はこの辺要注意です。
コイルタップしたとしてもリアピックアップの出力の高さからハーフトーン的な軽快な音にならない可能性があるのでピックアップをよく吟味したほうがいいです♪
それでもSSHが良い人は…
僕は現在、MomoseのリアピックアップにSuhrのSSVを積んでいます。
正直なところいいますと、めちゃめちゃ使いやすいです。
ハーフトーンも想像以上に軽快で使いやすいし、出力も高すぎないけどしっかり歪んでくれます☆
また、FreedomのHybrid Humbuckerはコイルタップで使われることを想定して設計・製造されているらしいのでよりシングルコイルに近いハーフトーンが欲しい人はこちらをチェックしてみてもいいかも?
HSHについて
HSHといえば?と言われると結構回答がばらけるような気がします。
人によってはIbanezだったり、SuhrのModernだったり。
個人的には、敬愛する松原正樹さんの使われているこのギターです。
松原正樹さんも、今剛さんも使っているHSH。その魅力を見ていきましょう。
HSHのいいところ
音のバリエーションの多さは随一
SSSならハーフトーンも含め選べる音は5種類ですよね。SSHでもコイルタップ含めて6種類。
さあ、HSHは何種類あるでしょうか?
沢山できる
これに尽きます。
ハム x 2のPRSでさえ5種類あるので、HSHとなるとコイルタップなどなどを含めて9種類くらいあるんじゃないでしょうか…すごいね。
使いこなせる自信はないです(笑)
より甘くて太い音が出せる
シングルとハムのギター両方持っているみなさん、質問です。
メロウな曲を演奏している時に
もっと甘い音が出したいけど….
と思ったことはありませんか?
僕は500回位思いました。
流石にレスポールや335と比べるのはナンセンスですが、かなりメロウで甘い音を(ストラトなのに)出すことができます。
HSHの一番いいところは「ギターを持ち替える必要がない」というところです。
ここ3年くらいずっとVaritaが欲しい筆者です。
HSHのきになるところ
ダサい(主観)
※主観です(2度目)。TUBEの春畑さんモデルや、松原正樹さんや今剛さんの「Varita」はかっこいいと思うんですが、上の写真のようなピックガードのHSHは信じられないくらいダサい。
もちろん、ボディー色やピックガードの色によって多少は緩和できるのですが…どうしても避けられない80年代メタルの臭いがします。
そういうのが好きな方はごめんなさい。僕には合わないだけなので似合う人や演奏スタイルもあると思います♪
機能を使いきれない
多機能なアイテムのあるあるだと思うんですが、「本当にHSHじゃないとダメ?」という質問は買う前に反芻して考えた方がいいかもしれません。
色々言いましたが、総合的に見て便利なのは間違いないですし僕が敬愛するギタリストにもHSHを使っている方はいらっしゃいます。
まとめ
それでは最後にまとめに入りたいと思います。
- SSS:最強のビジュアル。ハーフトーンの爽快感No.1
- SSH:リアハムがめちゃ便利。歪みの幅が増える。
- HSH:最高の機能性。出せない音がほぼない。
- SSS:パワー不足。ノイズが乗りやすい。
- SSH:ハムとシングルでボリューム差がある。ハーフトーンが微妙な場合も
- HSH:シンプルにビジュアルがダサい。ダサくないやつは大体高い。あと機能全部使いきれない。
こんなところかな?と思います。
ストラトは色んなカスタムが沢山できるので本当に持っていて楽しいギターだと思います!
どんな音が出したいのか、どんなプレイが好きなのかによって多種多様な楽しみかたができます☆
みなさんのピックアップ配列選びの助けになればうれしいです。
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