どうもこんにちはこんばんは!イモコユウキです。
前回の続きということで、引き続き年初めmy new gearを探して行きたいんだけど…
むやみにmy newしても周辺機材が整っていなかったりするとmy newは一過性の「消費」だけで満足しちゃうだけでむしろあまり財布にも心にもよくありません。
なので今回は「録音環境を良くしたい」「価格帯」この2軸で紹介していこうと思います☆
まず、書き始めた時点で「録音環境をよくしたい!」って思っている人の大半は大なり小なりスピーカーやらミキサーやらを持っているんじゃないか、という考えが首をもたげました。という事で、低予算のものについては直接的に良くはならないけど、録音「しやすい」環境づくりという観点も加味して書きました☆
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録音環境を良くしたい x 1万円以内の予算
「1万円で何が買えるっていうんだよ」って思いませんでした?僕も思いました。
プラグインや音源などは平気で数万円とかしやがるのであんま書くことないのかなぁと思ってましたが良さげなものを見つけました!
iZotope Black Friday Bundle
自動ミキシングや自動マスタリングが話題を呼んでいるiZotopeのOzoneやNeutronのElementsという一番廉価版バージョンたちが1つにパッケージされて販売されています。
わずか5,000円足らずなのに入っているのはなんと6種類ものプラグイン!残念ながら自動ミックス/自動マスタリングはAdvanced版だけでしか使えません。けど、そもそもiZotopeプラグインに慣れていない場合は操作感を掴むだけでもかなり有用じゃないかな?と思います。
最近はクロスグレード版(既にElementsとか持っている人向けの製品)も売っているので、Advancedが欲しいけど今すぐに何万円も出せない!っていう人はこれで慣れてみるのはありかも??
Waves Gold
この前のBlack FridayやらCyber Mondayやら楽天スーパーセールやら色々とセールが多い年末年始時期ですが、Waves系もかなりお手頃価格で入手できるようになってます!
これ普通に買うと7,8万円とか平気でかかります。
「Wavesがあれば大体のことは出来る」と言わしめる程のプラグインの豊富さがWaves Goldの一番の強みなんじゃないでしょうか?
正直僕はLogicに入っているプラグインですらまだ使いこなせてない、ていうかLogicにも相当数のプラグインがあるので充足してるっちゃ充足しているけどやっぱり本格的なレコーディングってなると欲しい。。
あとWaves系でいいなと思う点は、購入者が多い事です。持っている人が多いだけ情報も沢山出てくるし、みんながどんな使い方してるのかっていうお悩みはYoutubeやフォーラムを覗けば大体解決しそうっていう所もポイント高いです◎
録音環境を良くしたい x 予算2万円前後
ここで電源の紹介すればよかったよ。電源についてはこちらで記事書いたのでみてみてください♪
2万円もあれば割と良いラック電源タップは買えてしまうので、それを狙うのは大いにアリかなと思っていますが、他にも改善の余地がある所ってあるかな?と思ったら色々あった。
例えばこれ。
marantz professional リフレクションフィルター
録音の時にめちゃめちゃ重宝するコレ。ギターではこれ付けたことないんだけど、宅録だと下手しなくてもギターの生鳴りの音がちょっと混じっちゃったりもするからアンプをフィルターで囲って録るだけで遮音・防音の効果は結構ありそう!
この手の商品は安物を買うと後悔する経験の方が多いです。なのでケチって3,000円とかのやつ買うよりも少し背伸びして長く使えそう+自分にとって付加価値があるものを選ぶと幸せになれます。
因みにTASCAMから出ているフィルターはこれよりもちょっとお高いですが、折り畳める角度を調節できるのでそこで反射音の抑制とか音の具合を追い込めるのはありがたいですね♪
AURALEX D36 Roominators-DST KIT 吸音材セット
上述のフィルターでなくても、こうやって吸音材を選んで部屋にペタペタ貼ったりすることもできますよ。
特にボーカル録りだと如実に差が出やすいらしいです。確かAIマスタリングでおなじみ「LANDR」にも記事として載ってた気がするけど、ことマイク録りでギターやらボーカルやらを録音しようとすると、生活音からフロアの軋む音、服の擦れる音まで色々と拾っちゃって困りものです。
僕はDTM初心者なので現時点でそこまで困っていないけど、よりボーカル録りのクオリティを上げようと思ったら部屋の防音・遮音はボトルネックになって来るのは想像に難くないです。そこでこういった吸音材があると大いに助かりそう!
予算2万円でここまで吸音できるのか!とめちゃめちゃびっくりしました。以下のYoutubeをぜひみてみてほしい。
録音環境を良くしたい x 予算5万円前後
ここからは結構な高額になってきますね。そう感じるのは僕だけ?いやそんな事ないはず。
5万円レベルになってくると、流石に抜本的な音質や作業効率の向上を見込みたいですよね。
学生さんだとお年玉全部使うレベル。
じゃあ何がいいのか?価格帯が広がればそれだけ選択肢が広がるのですっごい悩ましい…僕からはめっちゃ録音環境向上に役立つアイテムと、音質は何一つ良くならないけど環境自体が整うアイテムの2点をご紹介します。
Universal Audio Arrow
もう分かったよお前のスタイリッシュさ。何だろう、とにかくオシャレ。それでいて機能美を想起させるようなデザイン。この子が傍らに居てくれるだけでなんか全能感出てくる感じ。なんだろうね?
言わずとしれた、レコーディング業界で押しも押されぬ人気者、Universal Audio (UAD)のオーディオインターフェースのご紹介です。と言ってもArrowについてはもうたっっっっっっっっくさん色んな人が色んな記事を書いてるでしょ?なので僕は5行くらいでまとめます。
纏めると大体こんな感じです。UADは色んなアンプモデルやらプラグインを別売りしてるんですが、安いやつでも1つで1万とか平気でするから沼に落ちるという危険性がある事は理解したうえで購入しないと多分お財布がヤバいことになります。ただArrowの見た目には惹かれますね…
Middle Atlantic スタジオデスク
次はこれ!スタジオデスクです!
上を見るとこれもJames Tyler Japanとか買えるレベルで高額になってしまいますが…5万円だとだいたいこんな感じ。
DTMやってたり音楽やってたりするとスタジオデスクって憧れませんか?なんかよくわからないラック機器が沢山あって、それを駆使して音楽を作っていくエンジニアの所作は芸術的ですらあると思ったりしてました。そう、自分がやるまでは。
日本の住環境で宅録しようと思うと、まー部屋がかなり煩雑なことになります。手持ちの机だとアイテムが入りきらないけどこの配置は変えたくない・・・とか、この配置にしたいけど電源が確保できない・・・だとかとにかくシンプルにしたいんだけど相互に接続している機器が多すぎてワチャワチャしちゃうジレンマがあります。
それを解決してくれるのが、スタジオデスクその人です。
こいつ自体に音が良くなる要素なんて一つもないです。全く。ゼロ。None。だけど、限られたスペースで最適かつシンプルな宅録環境を整えようと思うとこいつ程優秀な機材は他にありません。
これも「家にマーシャルのスタック/FenderのTwin Reverb置いてるんだぜ!」ってドヤ顔できるアイテムの一つで、所有欲を大いに満たしまくってくれます。
さいごに
今回は宅録・録音環境向上のためのmy new gearについて書かせていただきました!
みなさんにとって何か1つでもピンとくるものがあれば嬉しいです。
あと、「俺10万円以上出せるけど何かおすすめの機材ある?」っていう方がいらっしゃったらすみません。
もし予算に余裕があるようであれば、PCの買い替えも視野にいれてもいいかもですね。最近のPCは本当に高い。mac mini ですら24万円とかしました。(その代わりに10chでバッシバシプラグイン突っ込みまくってもほとんどレイテンシー出ない)
もしくは、ArrowまたはUAD OX あたりが入手できるとかなり録音環境も向上されるんじゃないかな?と思います。
それでは。