どうもこんにちはー!きとうゆうき(@kitoyuki_guitar)です。
みなさんはギターを探す時、どんな軸で探しますか?
もちろん色々とあると思うんですが、例えば…
- ボディの大きさ
- 音色
- 色
- 価格
- 使っているアーティスト
- 他の人と被らない
人それぞれ、何を大事にするかは千差万別ですよね🎵
今日は、「ニューヨーカー」という小さめボディーで演奏しやすいギターをご紹介します☆
- ニューヨーカーの歴史
- ニューヨーカーの魅力・音
- 今買えるニューヨーカスタイルのアコギ
ニューヨーカーの特徴は「ルックスにステータスを全振りしている」というのが一番の魅力かな?と思います。
- ヘッドがクラシックギターに似た「スロッテッドヘッド」
- かっこいいルックス!
- 歴史の長いギター
- 女性やお子さんにぴったりの小さめボディー
今一番欲しいアコギです
ちなみに、エレキギター弾きにも演奏しやすいギターが気になる方はこちらの記事を見てみてください〜
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「ニューヨーカー」の概要
それではニューヨーカーというモデルのギターについてお話していきます☆
現代のアコギの原種
ニューヨーカーは、マーチン社がアメリカにて創業当時からラインナップされているギターです。
最近のギターは、Martin D-28に代表されるドレッドノートタイプやフォークギターが多いですよね。
ドレッドノートタイプに対して、ニューヨーカーは胴も薄くボディーサイズが小ぶりなのが特徴です☆
当時のニーズに合わせたボディサイズ
1800年代や1900年代初期では、アコースティックギターはめちゃめちゃ大きい音を出すニーズがどうやら無かったようです。
大きい音を出す必要がないため、ボディサイズも現代のアコギのようなサイズは必要無かったらしいです☆
また、当時は今のようにソロギターやギターソロという概念もあまり無かった(カントリーやラグタイムは除く)ので、ハイポジションを弾きやすくする配慮はなかったみたい。
12フレットでネックが接着されているのもかっこいいです🎵
ナイロン弦も対応可能
ニューヨーカーは、クラシックギターと見た目が似ているのでクラシックギターと間違えて買う方がいたらしいとのこと。
普通のアコギならクラシックギターに使うナイロン弦は使えたものじゃないですよね?
しかし、ニューヨーカーはアコギ弦だけじゃなくナイロン弦やシルク弦も対応可能だったらしいです☆
黎明期の話なので、現在はアコギ弦推奨です
ニューヨーカーの魅力
ニューヨーカーの概要についてはわかっていただけたと思います🎵
冒頭でもお話したように、ニューヨークは図らずもビジュアルが最高なので主に見た目的な魅力についてお話していきます☆
- ニューヨーカーのボディサイズ
- 特徴的なヘッドの形
- 音の特徴
抱えやすいボディーサイズ
あらためて、ニューヨーカータイプのギターのボディを見てみましょう。
通常のギターとは異なり、かなりくびれ部分が強調された瓢箪みたいなビジュアルが目を引くと思います🎵
実際に抱えてみると、ドレッドノートと比べてひとまわりボディが小さいのがわかります。
指板の長さも短めなので、女性や子どもにぴったりですね!
男性でもゆる〜く演奏できるし、肩も凝りにくいです☆
アコギではレアなスロッテッドヘッド
「アコースティックギター」と想像して、ヘッドはどんなものを想像するでしょうか?
恐らくみなさんニューヨーカーのヘッド形状はみなさんの想像の斜め上をいくでしょう☆
ニューヨーカースタイルのギターはクラシックギターが採用している「スロッテッドヘッド」と同じ形なんです◎
この形が音にどんな恩恵を与えているのかは、正直僕にはわかりません。
でも問題ありません、なぜならかっこいいから!
かっこいい上に弾きやすいですよ🎵
ブルースやカントリー向けの渋い音色
ニューヨーカーはボディが小さめなので、弾き語りの路上ミュージシャンが持っているようなギターとは違って太い音は出づらいです。
その代わりに、ボディが小さいからこそキラキラした綺麗な音が魅力です☆
- ブルース
- カントリー
- ラグタイム
- 指弾き
- ソロギター
- キレの良いカッティング
ニューヨーカースタイルのギター
次は、ニューヨーカースタイルのギターたちをご紹介していきます◎
割とレアなギターなので、ラインナップにあるメーカー/ないメーカーなど様々ですが、僕が知っている範囲だと国産ギターブランドは結構作ってます☆
安心のMade in Japanでニューヨーカーを楽しみましょう☆
Takamine SA461
- サイド&バックにローズウッドを採用
- ヘッドロゴは通常と違う「T」
- 単板なので弾けば弾くほど育つ
- 国産で長く使える一本
- 価格は12〜14万円前後
Takamine SA441 Natural
- SA461の廉価版
- サイド&バックはサペリ材
- 廉価版でも単板なので育てる楽しさ◎
- 豪華なハードケース付き
- 価格は10〜12万円前後
Takamine PTU441 N
- SA441のエレアコ版
- エレアコだけど、単板なので木が育つ◎
- プリアンプ内臓で、アンプやPAに通せる
- サイド&バックはローズウッド
- 630mmのショートスケール
- 価格は10〜12万円前後
Martin New Yorker
- ニューヨーカーの本家!
- サイド&バックはマホガニー材
- トラディショナルな12フレットジョイント
Headway HG-45R NA
- オールローズ材のニューヨーカー
- 価格は4万円前後
- 国産「Headway」のニューヨーカータイプ!
K.Yairi NY-65V
- 岐阜県のメーカー「K.Yairi」のギター
- サイド&バックはマホガニー材
- 価格は12万円程度
- 指板材はエボニー
Morris Y-91
- トップ&サイド&バック材はマホガニー
- 12フレットジョイントでトラディショナルなスペック
- 価格は12万円前後
- マホガニーの影響で少し甘めの音??
さいごに
今回はマーチン発祥のミニサイズアコギ、「ニューヨーカー」をご紹介させていただきました☆
主にブルースやカントリー、ソロギター系のジャンルがとても得意なのですが….最も重要なのは見た目がとんでもなくかっこいいってことです🎵
また、国産メーカーの多くはニューヨーカースタイルのギターを販売しているので、品質面とデザインを兼ね備えられると思います〜!
ギター選びの参考にしていただけるとうれしいです。
おすすめコンテンツ①
最近、Youtubeでギター関連の解説動画を配信しています。
動画配信前後に、補足として記事を書いていますので是非チャンネル登録していただけると嬉しいです♪
ギター講師として以前は東京の大手スクールで、現在は名古屋の音楽教室で講師をさせて頂いています。